水に濡れて起動できなくなった端末でも直せますか?
2021/04/13
水没した端末でも修理して復旧いたします
お客様の大切な端末を最後まで諦めず修理します
画像のように中を開けて見ると水が入ってしまっていて、起動が出来なくなったという端末も
最後まで諦めず復旧できないか確認いたします。
復旧率を高くするために、以下のことにお気を付けください。
・電源を点けようとする。
水に濡れてしまって大丈夫かな・・・と確かめたくなってしまう気持ちは分かりますが、
電源を点けることによって、ショートしてしまうこともあります。
そうなってしまうと水分除去だけでは修理できなくなってしまうので、
なるべくそのままの状態でお越しくださいませ。
・水が抜けないか試すため本体を振ってしまう
こちらは先程のショートするというところにもつながりますが、バッテリーコネクタ付近に
水が移動してしまうと簡単にショートしてしまいます。
また水が内部に入ってしまうと振ったぐらいでは完全に水は抜けないので絶対に振らないでください。
・ドライヤーなどで乾かす
一見これだ!と思うかもしれませんがとても危険です。
温めて蒸発するにはかなりの温度が必要になります。
この行為をすることで、心臓部分である基板が無事だったとしても
熱にやられてしまい、起動不能になってしまうこともあります。
水に濡れてしまった場合はなるべく早く、そのままの状態で持込されることをオススメいたします。
どれぐらいの時間が必要?
水没復旧の流れ
水没復旧にどれぐらい時間が必要かな?
と疑問に感じますよね。
急ぎでどうしても必要だったり、
パニックになって焦ってしまいますよね。
ですが水分の除去となると、かなり時間をかけないと
完全には抜けきらないんです・・・
なので最低でも2~3時間は頂戴しております。
全てのパーツを取り外して本体に残っている
水分を取り除くだけでなく、
基板に浸透してしまった水分も除去いたします。
これで復旧した場合でも、水没によって
パーツを腐食してしまっていることもありますので
その時はどこのパーツがダメになっているかお伝えします。
・もしも水分除去で直らない場合は・・・
残念ながら既に基板がショートしてしまっている場合
水分除去だけでは直りません。
ここからは基板修理という精密な修理になりますので、
修理を続行する場合は何日かお預かりして修理します。
ショートしてしまっている箇所を一つ一つ確認して、
起動できるか確認いたします。
海水など特殊な水で濡れてしまった場合は、
復旧が難しいこともありますが
ほとんどの場合はこちらで復旧できますので、
データがどうしても・・・
という方はこちらの方法で復旧いたします。
最後に・・・
濡れてしまっても問題無く使えるという場合でも、
急に使えなくなってしまうこともあります。
内部に水が入って、たまたま通電せずに
無事なケースもあります。
何も無い場合でも一度中を調べて本当に大丈夫か
確認できますのでご相談くださいませ。
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